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薬による高血圧治療 |
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高血圧患者の90%以上が、原因不明の「本態性高血圧」です。
ほとんどの高血圧患者は、原因不明のまま高血圧治療を受けます。
このため、高血圧の薬には、いろいろなタイプがあります。
血圧を下げる薬には、尿から塩分を排出させたり、血管を収縮させる物質を抑制したり、血管そのものを拡張させたり、いろいろです。
高血圧の薬を服用し始めても、薬が合わずに血圧が下がらないケースも少なくありません。
いろいろなタイプの薬を試しながら、治療薬として最適な薬が選ばれます。
その血圧を下げる薬には、次の6種類の代表的なタイプがあります。
代表的な6種類の降圧剤 |
利尿薬 |
腎臓に働きかけ、ナトリウムを尿に排出させ、血液量を減らして血圧を下げる薬です。 |
カルシウム(Ca)拮抗薬 |
細胞内へのカルシウムの流入を防ぐことにより、血管を拡張させ、血圧を下げる薬です。最も、多く使われている降圧剤です。 |
アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬 |
アンジオテンシンUには、心臓や血管などにある受容体にキャッチされると、強力な血圧上昇作用があるので、アンジオテンシン変換酵素の働きを阻害することにより、アンジオテンシンUの産生の量を減らし、血圧を下げる薬です。 |
アンジオテンシンU受容体拮抗薬(ARB) |
アンジオテンシンUには、心臓や血管などにある受容体にキャッチされると、強力な血圧上昇作用があるので、この受容体の働きを阻害させ、血圧を下げる薬です。 |
β受容体遮断薬 |
心臓の働きを促進するホルモンが、心臓のβ受容体に結び付くのを遮断し、血圧を下げる薬です。 |
α受容体遮断薬 |
血管平滑筋んにある血管を収縮させるホルモンが、α受容体に結びつくのを遮断し、血管を広げ、血圧を下げる薬です。 |
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薬による副作用 |
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血圧を下げる薬にも、必ず副作用が伴います。
副作用は、薬の種類によって異なります。
具体的には、かゆみ、発疹、めまい、立ちくらみ、顔のほてり、足のむくみ、動悸、吐き気、嘔吐、頭痛、関節炎、咳(せき)、不眠、味覚障害、腎障害の悪化、肝臓障害、性欲減退など、さまざまです。
こうした副作用は、薬の種類、体調や体質、生理状態によっても差がでます。
副作用は、薬の使い始めに現れやすいです。
薬の服用は、少量から始め、効果、副作用を確認することが大切です。
特に、高血圧のほかに、持病を抱える場合、薬の副作用に要注意です。
多種類の薬を、大量に服用すると、からだへの悪影響が増すばかりです。
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最適な薬の選択 |
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血圧を下げる薬は、市販されていません。
お医者さんから高血圧と診断され、降圧剤として処方される薬です。
なぜなら、高血圧の患者は、そのほとんどが「本態性高血圧」で、原因不明です。
このような原因不明の高血圧に、一般人が素人判断で対応できないからです。
素人判断で、薬を飲んだり、止めたりすると、危険なことすらあります。
さらに、血圧を下げる薬は、必ず副作用を伴い、医師の判断、指導が不可欠です。
では、お医者さんは、どのような方針で判断し、お薬を処方しているのでしょうか?
原因不明の本態性高血圧は、心臓病や脳卒中などの危険因子と、腎臓などの臓器障害があるか、ないかで判断し、治療方針が決められます。
「日本高血圧学会の高血圧治療ガイドライン」では、高リスク群は、最初から降圧剤を服用することとされています。
(高血圧患者のリスクの分類)
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軽症高血圧(mmhg)
(140〜159/
90〜99) |
中等症高血圧(mmhg)
(160〜179/
100〜109) |
重症高血圧(mmhg)
(=>180/
=>110) |
危険因子なし |
低リスク |
中等リスク |
高リスク |
糖尿病以外の1〜2個の危険因子あり |
中等リスク |
中等リスク |
高リスク |
糖尿病、臓器障害、心血管病、3個以上の危険因子、のいずれかがある |
高リスク |
高リスク |
高リスク |
(日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2004」)
中等リスク群は、生活習慣の改善を1カ月続けても正常値に戻らない場合、薬の服用を始めます。
低リスク群は、生活習慣の改善を3カ月続けても正常値に戻らない場合、薬の服用を始めます。
血圧を下げる薬は、少量から服用を始め、効果や副作用を判断しながら・・・
量を増やし、複数の薬を使う場合もあります。
それでも効果が場合、もう1種類の薬を加えることもあります。
2種類以上の服用は、作用が拮抗したり、副作用が強まり過ぎる、薬の組み合わせもあります。
複数の薬の服用は、要注意です。
お医者さんから、注意すべきことをしっかり聞きとり、服用しましょう。
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でも、薬は一時的に血圧を下げるだけ |
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でも、高血圧の薬は、あくまでも血圧を下げることだけが、目的です。
高血圧を治療する薬では、ありません。
高血圧の原因を元から除去し、治すわけではありません。
このため、いくら服用しても、高血圧はよくなりません。
24時間だけ、一時的に高血圧を下げるだけなのです。
このため、高血圧の薬剤療法に入ると、一生涯にわたり薬を飲み続けます。
でも残念ながら、現代医療では、高血圧を治す薬がありません。
では、どうしたら高血圧を治すことができるのでしょうか?
高血圧の治療の基本は、あくまでも生活習慣の改善です。
食事や運動、喫煙など生活習慣の改善で、高血圧の原因を取り除きます。
当サイトは、食生活の改善で高血圧を元から治す知的情報を提供します。
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