栄養成分 |
主な働き |
栄養素を多く含む食品 |
カリウム |
カリウムは、余分なナトリウム(塩分)を体外に排出し、血圧を下げるミネラル成分。
※カリウムは、水に溶けだしやすい成分、茹(ゆ)でたりするときは、時間をかけ過ぎないこと。 |
果物(いちご、メロン、アボガド、バナナ、グレープフルーツ、ネーブルオレンジ、すいか、りんご等)
野菜(ほうれんそう、大豆、春菊、サトイモ、小豆、枝豆
さつまいも等) |
マグネシウム |
マグネシウムは、カルシウムが細胞に取り込まれるのを防ぎ、血圧の上昇を防ぐミネラル成分。 |
玄米、小麦胚芽、アーモンド、カシューナッツ等 |
カルシウム |
カルシウムが不足すると、骨から流出し、血管壁に付着し、高血圧の原因となるミネラル成分。 |
鮭の骨、干しエビ、わかさぎ、干しいわし、チーズ、牛乳等 |
たんぱく質 |
たんぱく質は、血管をしなやかに、丈夫にするとともに、ナトリウムを体外に排出する作用が働く。 |
牛乳、鶏卵、あじ、いわし、鮭、牛肉、豚肉、鶏肉、鶏レバー等 |
カテキン |
カテキンは、血圧を上げる原因になる酵素、ACE(アンジオテンシン変換酵素)の働きを阻害し、血圧の上昇を防ぐ作用がある。 |
煎茶、番茶、玄米茶、玉露、抹茶等 |
食物繊維 |
食物繊維は、ナトリウムを体外に排出させる働きと、コレストロールを低下させる作用がある。 |
ライムギ、干し柿、インゲン、エンドウ豆、キウイフルーツ、かぼちゃ、納豆、大豆等 |
タウリン |
タウリンは、アミノ酸の一種で、自律神経の作用に影響し、交感神経の作用を抑制する働きがあり、血圧が下がるもの、と考えられる。 |
たこ、いか、牡蠣、サザエ、ぶり等 |
EPA・DHA |
EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)は、青魚に多く含まれ、血圧を下げたり、コレストロールを減らす働きがある。 |
すじこ」、はまち、いわし、まぐろ、サバ、さんま等 |
多価不飽和脂肪酸 |
多価不飽和脂肪酸は、コレストロールを減らし、血栓を解消し、血液の流れを良くする働きがある。 |
わかめ、こんぶ、サフラワー油、豚レバー、かつお油漬け缶詰等 |
ルチン |
ルチンは、血管壁を丈夫にし、血圧を下げる作用がある。 |
そば、トマト等 |