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ストレス発散療法で、血圧を下げる |
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精神的なストレスを受けると、血圧が上昇します。
具体的には、家庭内でのトラブルや、職場における人間関係、仕事へのプレッシャーなど、緊張を強いられると、ストレスが高まります。
でも、ストレスのない生き方などありません。
大切なことは、ストレスと上手に付き合うことです。
特に、几帳面で、責任感の強い性格の人は、ストレスを受けやすいタイプです。
このようなタイプの人は、ストレスをためやすく、高血圧のリスクが高まります。
日頃から、自分の性格を把握し、ストレスと向き合い、ストレス発散に前向きに取り組みます。
具体的には、趣味や散歩、入浴、睡眠、適度な運動など、のんびりと楽しみ、気分転換することが大切です。
気持ちをリラックスさせると、緊張感が解かれ・・・
ストレスの発散、血圧を下げる効果が期待されます。
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タバコ禁煙療法で、血圧を下げる・・・ |
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厚生労働省によると、循環器疾患基礎調査(1980〜1990年)で、タバコを吸う人は、吸わない人に比べ、脳卒中の死亡の危険性が、男性、女性ともに、1.7倍高くなるという報告があります。
「タバコによる死亡についての相対危険度」
(非喫煙者を1とした時の喫煙者の危険度)
相対危険度 |
男 |
女 |
脳卒中 |
1.7 |
1.7 |
循環器病 |
1.4 |
1.5 |
虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症等) |
1.7 |
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資料:1980−90年の循環器疾患基礎調査(NIPPON DATA) |
タバコは、健康に”百害あって一利なし”です。
タバコは、血圧に悪影響を及ぼすので、すぐに禁煙すべきです。
誰でも、タバコを吸うと、血圧が急上昇します。
タバコを1本吸うと、血圧は最大(収縮期)血圧、最小(拡大期)血圧、いずれも10〜20mmHg急上昇し、約15分間この高い状態が続くそうです。
なぜなら、タバコの成分であるニコチンが交感神経や、副腎髄質に影響し、昇圧ホルモンの分泌を促進し、血管が収縮するからです。
特に、一日当たりタバコを吸う量、回数が多いヘビースモーカーは、血圧の上昇が慢性化します。
高血圧なのに、喫煙されている人は、すぐにタバコを止めるべきです。
喫煙そのものが、病気を抱えているのと同じです。
禁煙できない人は、専門の医療機関で治療を受けるべきです。
タバコ禁煙で、脳梗塞や心筋梗塞など生命に危険な合併症リスクを回避しましょう。
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血圧を下げられないと、薬物療法 |
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食事療法、運動療法など、お医者さんの指導を受け、これまでの生活習慣を改善したのに・・・
高血圧が、なかなか正常値に戻らない。
多くの高血圧患者さんが抱える、悩みです。
その結果、お医者さんから高血圧を下げる薬物療法がススメられ、薬の服用を受け入れます。
高血圧の患者さんは、お医者さんにとって”おいしいお客さん”です。
なぜなら、死ぬまで一生、降圧剤を飲み続けなければならないからです。
でも、病気の9割は、自分で治せる病気、と言われます。
高血圧も、自分で自然に、簡単に治せる病気です。
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