|
|
|
|
■ |
運動療法で、血圧を下げる |
|
適度な運動は、体内の血圧を上昇させる物質を減少させるだけでありません。
血圧を下げる物質を増やす効果も、発揮されます。
運動により血圧を下げる取り組みは、運動療法と言われますが・・・
有酸素運動を継続して行うことが、大切です。
それでは、血圧を下げるう運動療法とは・・・
こんな有酸素運動が、効果的であり、おススメです。
(1) |
散歩(ウオーキング) |
(2) |
軽いジョギング |
(3) |
自転車 |
(4) |
ラジオ体操 |
(5) |
スイミング(水中ウオーキング) |
運動療法は、ゆっくりとしたペースで、有酸素運動を1回30分以上の目安で、毎日続けましょう。
忙しくて時間がなくても、二日に1回のペースでも、効果を期待できるので、続けましょう。
|
|
|
■ |
運動すると、なぜ血圧が下がるのか? |
|
運動には、ストレスを発散させる効果があります。
ストレスを溜め込むと、交感神経優位の緊張状態で、血管が収縮し、血圧を上げる原因になります。
そこで、軽いジョッキングなどで汗をかくと、さわやかな気分になり、ストレス解消につながります。
また、運動は、熱エネルギーを増やし、体内脂肪の消費に効果的です。
体内脂肪は、末梢血管を圧迫し、血圧の上昇要因です。
適度な運動が、体内脂肪を減らし、末梢血管への負担をなくし、血圧を下げます。
さらに、散歩など軽い有酸素運動は、末梢血管を広げ、血液の流れをスムーズにします。
その結果、直接的に自然に血圧を下げる働きもあります。
このように、運動すると、いろいろと血圧を自然に下げる効果が発揮されます。
大切なことは、何よりも運動を毎日続け、生活習慣にすることです。
|
|
|
■ |
運動療法で、注意すべきこと |
|
運動療法で要注意は、心不全など合併症などのリスクがある方です。
軽い運動でも、すぐに息苦しくなる、心臓がドキドキするなどの方は、運動療法を控えるべきです。
また、運動には、からだに過度に負担をかけるスポーツもたくさんあります。
例えば、走る、投げる、飛ばすなどの陸上競技で、タイムや距離を競うスポーツは、心臓への負担が一気にかかります。
また、重量挙げのように、瞬発力が伴う運動は、筋肉を緊縮させ、血圧を一気に上げるリスクを高めます。
さらに、野球やサッカー、バスケットなど団体スポーツも、チームプレーが求められ、高血圧の運動療法として適していません。
運動療法で不安を抱える場合、かかりつけのお医者さんに相談します。
不安を解消し、スッキリした気分で、有酸素運動を楽しみながら、血圧を自然に下げましょう。
|